08/04/12[]
LSL の関数の中には微妙に機能が重複していて存在を忘れてしまう関数があったりするのですが、最近「llVecDist」という関数があったことを思いだしました。
llVecDist は2つの座標間の距離を求める場合に使う関数なのですが、機能的には llVecMag で完全に代用可能です。
ただし、llVecMag を使う場合は LSL 内で「2つの座標ベクトルの差分ベクトル」を計算してから、その差分ベクトルの大きさを llVecMag で得るという手順が必要なのに対して、llVecDist の場合は1発で2つの位置ベクトル間の距離を取得できます。
LSL での処理が少なくなるの分実行速度も速くなるわけですが、実際どの程度の差があるのかを計測してみました。
この計測の結果はわずかな差でした。
どちらかの関数にコダワリがあるわけでもなく、これ以上突っ込んで議論するようなネタでもないですね、という結論でした。