08/11/08[]
Second Lifeのスクリプトの負荷を表す1つの指標に「script time」があります。 Estate管理のTop Scripts画面ではオブジェクト単位でscript timeを確認することができますが、この画面はEstate Manager権限のあるユーザーでしか閲覧できません。
libsecondlifeにはscript timeを取得する機能も実装されているため、Estate Manager権限のあるアカウントを使ってlibsecondlifeを使用したプログラムを作成すれば、script timeを一般ユーザーに代わって調べてくれる、ということも実現できそうです。
この日は、以下の実装のみ実験しました。
- libsecondlfieを使ったbotで他のアバターやスクリプトからのIMを受け取る
- Estate Manager権限のあるアカウントでログインさせて、script timeを取得する
あとは簡単なインターフェイス(調査対象のオブジェクトを指定するなど)をつけるだけでできそうなのですが、libsecondlifeでscript timeを取得した時のコールバックの処理の組み方が悪いのか、1回取得要求を発行しただけなのに、何度も同じ通知があがってきてしまっていました。
- 以前はTop Scripts一覧の取得は内部的にはUDPパケットで実装されていましたが、現時点ではパケットのメッセージテンプレートに該当するパケットが見当たりませんので、HTTPでの実装に置き換わったのかもしれません。
このページのTinyURL:http://tinyurl.com/SC-script-time-bot