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2008年4月からOpenspaceの価格が改定され、また1つ単位での購入ができるようになったため、Openspaceの利用者が急増しているようです。Openspaceは従来一般にはあまり利用されていなかったこともあり、さまざまな誤解・議論を引き起こしていることを受けてこのページを作成しました。

  • 2008年11月05日に発表された「M Lindenからの書簡」で、妥協案としてHomestead regionと OpenSpace Regionの二つのタイプが導入されることが説明されました。これを受けて、当ページの内容は制度的・技術的に情報が変わってくる可能性が高くなりました。Homestead、OpenSpaceについて情報を得たい方は公式Knowledge Baseを参照することをおすすめします。
  • 2008年10月27日に発表された「OpenSpaceの価格とポリシー改定について」を受けて情報を更新中です。未確定部分は章を分けて記述します。
  • このページの内容は 2008年7月時点での情報です。将来の機器構成やネットワーク構成の変更によって現状と異なる環境になることがあります。
  • このページでは説明文の随所に SIMregionsimulator、といった用語を用いています。これらの差異を混同していると内容の理解が困難ですので各用語ページを事前に確認ください。土地の種類・分類も目を通していただけるとより理解しやすくなります。


OpenSpaceとは 編集

void環境SIMなどとも呼ばれ、主に景観向けの simulatorタイプのことです。実際の使用例としてはリンデン・ラボ所有の公海、個人向けではregion内に建物が1、2個ある程度の使用を想定しているものです。

技術的には以下のような差異があります。

  • 1CPUに最大 4regionsが稼動。(通常は 1CPUに 1region)。
  • 1SIMに最大 16regionsが稼動。(通常は 1SIMに最大 4regions)。これは1SIMが4CPUからなるため。
  • 使用可能プリムは 3,750。通常の 1/4。
  • その他は通常のregionとまったく同一の simulator構成を使用。


OpenSpaceの価格とポリシー変更について 編集

公式ブログでの発表内容 編集

2008年10月27日に「OpenSpaceの価格とポリシー改定について」というポストが公式ブログに掲載されました。この内容を受けて既存の記述内容に変更が生じる可能性が生じています。内容を参照される方はご注意ください。この章には変更に関連し有用と思われるリンクおよび解説を随時追記し、確定後、再度整理を行うようにします。

公式ブログ掲載内容のポイントは以下の通り。

  • 価格改定と購入処理の簡便化によってOpenSpaceは非常に人気を博するようになった。
  • しかしながら旧来の使用状況とは異なり過剰使用(Overuse)が非常に多く見られる。
  • これにより使用感・速度の低下はもとよりネットワーク・データベースリソースの消費も多大になっており、価格設定に見合うものではなくなっている。
  • 使用状況に見合う価格設定とすることでパフォーマンスの維持を図るものである。

これを受けての変更点は以下の通り。

  • OpenSpaceの販売価格・維持費を1月1日から改定する。既存の契約は継続せず、1月1日時点でのすべての所有者の変更が適用される。
    • 月額費用は USD$75 → USD$125へ。
    • 初期費用は USD$250 → USD$375へ。
  • Class4のOpenSpaceは1月中に Class5に更新される。
  • 教育関係用の割引はOpenSpaceについては適用外となる。
  • OpenSpaceについてオーナー以外に支払い者を設定する処理は今後受け付けない。
  • OpenSpace過剰使用を防ぐためサポートスタッフによる啓蒙を行う。

また、関連して「現在いる場所がメインランドかプライベートか、ノーマルかOpenSpaceかが明確にわかるような表示をクライアントに実装する」とのコメントも出ています。


更新情報 編集

オーナー以外に支払い者を設定するという処理はノーマルでもOpenSpaceに対しても行うことができたが、この仕組みを使ってリージョンのリースを行うオーナーが多く出てきた。
OpenSpaceに適切な負荷レベルはどんなものか、ガイドラインを提供する予定。
  • Second ThoughtsにJack Lindenが住民と会話をした記録が上がっています。おそらく Linden Estateに来た際のものと思われますが興味深いコメントがあるので抜粋・翻訳します(非公式情報になるでしょう)。
[4:40] Jack Linden: 制限をかける仕組みも検討している。例えばスクリプトやアバター数を厳格に制限して本当に軽い用途向けのリージョンを作るという施策もありえる。
[4:42] Jack Linden: ランド・ストアの新版をスタートさせて以降、過去に例のないほどOpenSpaceの負荷が増えて、さらに状況は悪くなっていっている。
[4:43] Jack Linden: プリム数だけが問題なのではなく、スクリプトによる負荷、アバター、テクスチャ、などが影響している。
[4:44] Jack Linden: もちろん(OpenSpaceが)普及することは望んでいたが、それによる負荷は想像以上に跳ね上がってしまった。それはOpenSpace2個で通常region1個に相当するほどの状況。とても安価では維持できない。
[4:46] Jack Linden: 一晩ですべてを変えてくれと言っているわけではない。まだ実施までには二回の支払日(二ヶ月)がある。大きな変更だというのは認識しているが、これは必要なものだと考えている。
[4:47] Jack Linden: バックエンドのシステムへの(負荷などの)変化はすぐに現れるものではない。OpenSpaceが原因でパフォーマンスに影響が出ていることを私たちが認識しはじめたのは9月ごろになってからのことだった。
[4:48] Jack Linden: 二つの方法があると思う。ひとつは使用方法を適正にすること。そしてもうひとつは製品の現状にあわせて必要な追加費用を会計的に調整すること。
[4:49] Jack Linden: (ルール適用による人ベースの制限ではなく、シミュレータの仕組みとして制限を設けないのか?という質問に対して)それは良い案だと思う。
[4:56] Jack Linden: もしそれが手助けになるのであれば、無料でノーマルのリージョンに変換する、というのも考慮する。
[4:59] Jack Linden: 非常に重いOpenSpaceは同じサーバーにある16個すべてに影響を与える可能性がある。
[5:01] Jack Linden: 例えばプリム制限を1,500にして、スクリプトを250個までとして価格はそのままとしたら受け入れ可能だろうか?これが可能な提案かどうかはまだわからないけれども、みんなの意見を聞きたい。
[5:08] Jack Linden: (LLのビジネスプランとして、これからの新規の住人と、いままでの住人とどちらが大切なのか?という質問に対して)どちらも重要。
[5:10] Jack Linden: OpenSpaceは通常のものの1/4として販売されたが土地は同じ。通常タイプを1としたらもともとの想定している負荷は0.25だったが、実際には0.5を超えるほどになってしまった。
[5:10] Jack Linden: このことで16個のOpenSpaceはサーバーに大幅に多くの負荷をかけることになり
[5:10] Jack Linden: 通常サーバー=OpenSpaceサーバーどころか、実際には倍の負荷という状況になった。
[5:11] Jack Linden: これは新たに判明した問題。OpenSpaceの数が増えてきたことで初めてバックエンド側の負荷が判明してきた。
[5:12] Jack Linden: すべてのエリアに強制的に制限をかけ、テクスチャやトラフィック、コンテンツなどに制限をするとして、それは現在のシミュレータでは持っていない機能になる。もちろん対策のひとつとして考慮すべきだが、その機能を作ってQAを通すには時間がかかる。
[5:13] Jack Linden: 負荷に応じての従量制にするということ?は良いアイディアだと思うが、連続稼動している状況で適正に負荷の程度を測るのはなかなか難しそう。
[5:18] Jack Linden: この場で、今後何かをする、変更する、と約束することはできないが、コミュニティでおこっている議論や意見を社内で再度検討することは約束する。
[5:31] Jack Linden: これほど(OpenSpaceが)人気を博して負荷が増加するとは予想していなかった。


注記・解説 編集

読み取りにくい箇所、誤解が見られる部分について解説

  • Class変更について。大半のOpenSpaceはClass5です。Class4のものはノーマルから転換したもの、古くから所有しているもの程度。価格改定の変わりに性能向上という意味ではありません。
  • オーナー以外に支払い者を設定するという手法は旧来からあるもの。これをリースの仕組みに利用する人がでてきて、設定変更や確認などの手間が増えたことを嫌って、今後はOpenSpaceではこれを受け付けないとしたと思われます。region全体を Estate managerをつけて丸ごと貸し出すことそれ自体は parcel単位での貸し出しとなんら変わりはないので、これを規制するものではないと考えられます(要確認)。
  • OpenSpaceの過剰使用は単体サーバーだけの問題ではなく、アセットへの影響も多大、ひいてはグリッド全体への影響もでているとの記載あり。


関連リンク 編集


推奨される使用方法 編集

サポートにも問い合わせが多く発生しているためか、公式ナレッジ・ベースの「Openspaceに関する情報」の「推奨される使用方法」の記載が2008/06/22の日付で詳しく追記されています。

It is therefore important to understand what these regions are. They are provided for light use only, not for building, living in, renting as homes or use for events. As a stretch of open water for boating or a scenic wooded area they are fine, but we do not advise more serious use than this and will not respond to performance issues reported should you not use them in this way.

  • 建築には向かない
  • 住むのにも向いていない
  • 住居用やイベント用として貸し出す(レンタル)することも向いていない
  • 海として広めに取ってボートめぐりや景観としての森林エリアにするのにはよい


さらに、「これらより重い処理は避けたほうがよい。これらの用途を外れて使用している場合にはパフォーマンスに関するクレームについてサポートできません」となっています。


【Knowledge Baseの解釈について】
この文言が一人歩きしているケースを見かけますが、この文言はその性質上の向き不向きを述べているだけで、以下の仕組みの説明にある通り、これに一致しない使い方がルールに反するとか、他人に迷惑をかけるという意味は含んでいません。ただしリンデンラボによって何らかの処置が行われる場合、この推奨条件が根拠として使用されることは容易に想像できるためOpenSpaceの利用者はこの内容に留意しておく必要があると言えるでしょう。


負荷に対する考察 編集

各simulatorはソフトウェア的に独立しており論理的には相互の影響はありません。ですが、1CPUで 4つの simulatorを稼動しているため、通常タイプと比較して以下のような点で負荷に弱いといえます。なお、ここでいうCPUは通常のパソコン用のいわゆる「石」のことではなく処理単位としてある程度独立したユニットと想定されます。


  • 演算処理は 4regionで共有している → スクリプトによる負荷が顕著
  • ネットワーク、HDDなどのI/Oも共用 → アセットサーバーへのリクエストが大量にでるような場合、ロスや待ちが発生


具体的には下記のような場面においてパフォーマンスの低下が予想されます。


  • スクリプトによる負荷が大きい(Script Perfで 2~3万が上限?)
  • 多くの人がTP-in、TP-outしていく(その都度DBへリクエストが飛ぶ)
  • 隣接のregionからのリクエストが多く発生する

Wildefire WalcottさんがOpenSpaceとノーマルで負荷テストを実施した結果を発表しています。「Performance Comparison: Openspace Sims versus Regular Sims」。


【ロードバランスについて】
これは上限が厳しいことを意味するに過ぎず、正常にロードバランスされていれば上限を超えた負荷があっても他のsimulatorに影響を及ぼすことはありません。くどいようですが、各Simulatorの上限が低い事が、別Simulatorへ負荷が波及することにはなりません。--- Tomoyo Newall


理想的には Tomoyoさんの指摘とおりですが、Andrew Lindenのオフィスアワーにおいてregion間の影響についていくつか言及がなされています。下記の内容にもとづけば、現時点では相互の影響は「ある」と見てよいと私は判断します --- Nock Forager 2008年9月14日 (日) 08:13 (UTC)
2008/04/24の 17:49付近
- Andrew Liden: マルチコアにおいてプロセスは独立しているが Ramやハードディスク、ネットワークは共用している。
- Sidewinder Linden: 同一CPU上で稼動しているregionが相互に影響しないと言い切ることはできないだろう。
2008/05/22の 17:24付近
- Sidewinder Linden: 例えばバックアップ処理はOpenSpaceでは4つのregionが走っているCPU単位に影響する。


その一方、これらの影響を排除する試みも行っているそうです。
2008/07/15の 11:37付近
- Andrew Linden: CPUリソースを適切に配分し、ひとつのOpenSpaceが同居しているホストのリソースを食い尽くさないようにするプロジェクトが内部で準備されている。
- Andrew Linden: 他にも土地単位やアバター単位でスクリプトのリソースを振り分けるという試みも提案レベルでは上がってきている。


なぜいまOpenSpaceが重いのか? 編集

4月以前からOpenSpaceを使用されていたかたはわかると思いますが、4月以降、OpenSpaceの動作があまり芳しくありません。Sim FPSで35msあたりにふらふらと落ちることなども珍しくなくなりました。原因として考えられるのは以下のような点です。


  • 1SIMに最大16regions、1CPUに対して最大4regionとされているが従来は最大数で稼動することがあまりなかった。
  • 従来の利用者は 本当にホトンドがらがらの状態で使用していたが、新規の利用者は通常タイプと同じような利用をしている。


サーバー・ハードウェアとしてのSIMには1つのIPアドレスが振られています。これを元に、同居している regionを調べて無理な使い方をしている他の regionを特定するという試みをしているかたもいるようですが、2008年07月の時点でGTeamから「このようなサーバーレベルでの関係性についてはARが上がったとしても考慮シナイ、あくまでも単体regionでの稼動についてのみ評価をする」とのコメントをいただきました。

なお、よくある誤解されていますが「セットで購入したものであっても同一サーバー上で稼動しているとは限りません」。むしろ隣接のregionなどであっても同一のサーバー上で稼動している場合のほうがレアケースです。IPを監視するテストなどをしてみれば稼動ハードウェアはメンテごとにしばしば変更されているのに気が付くでしょう。


トラブルへの対応 編集

リンデンラボはregionの稼動パフォーマンスについて何ら保証をしていません。単体region内の問題、同一サーバーに同居している他のregionからの影響、いずれに対しても懲罰的な対応は行っていません。サポートレベルの対応として本来の使用用途を大きく外れている場合に注意をうながすことがあるようですが強制的なものではありません。

Simulator resource abuseとして「過度な負荷をかける行為」を Abuse reportすることができますが、この対象となるのはメインランドの公用共有地のみです。ここで問題としているOpenSpaceはプライベート・アイランドですのでこの対象とはなりません。Grid wide atackレベルは別ですが、通常の範囲でラグが生じるなどの問題は各Estateで管理するべき内容となります。

なお、これはリンデンラボが何も管理をしていない・しないという意味ではありません。simulatorの動作状況については Grid monkeyと呼ばれる監視システム・担当が逐一監視をしており、キケン(とリンデンラボが考えている)レベルにあるものは即時対応がされています。


参考資料 編集



このページの短縮版URL: http://tinyurl.com/openspace

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